導流帯
導流帯は、車両の安全かつ円滑な走行を誘導する必要がある場所で、次のいずれかに該当する道路に設置される
交差点が広すぎるため、交差点を通行する車両の走行位置が不安定で交差点の処理能力が低下し、又はこれに起因する交通渋滞若しくは交通事故が発生するおそれのある道路
交差点が変形又は複雑であるため、車両の交錯が多く、これに起因する交通渋滞又は交通事故が発生するおそれがある道路
車線数が減少する場所その他道路の形状及び交通の状況からみて安全かつ円滑な走行を誘導する必要があると認められる道路
自動車教習所の学科教本では「車の通行を安全で円滑に誘導するため、車が通らないようにしている道路の部分」などと説明されている。
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重用区間
重用区間とは、道路が他路線と重複して供用されている区間のこと。道路法関連の公式文書では重複区間の用語も用いられる。
道路法で扱われる一般国道や都道府県道は、法律的には道路そのものを指すのではなく、単なる道路の路線(ルート)を指しているため、1本の道路の一部分が、ほかの国道や都道府県道の経路も兼ねている場合、複数の路線番号があっても問題ないものとして扱われる。例えば、道路の「総延長」は重用区間・未供用区間を含んだ延長を指し、「実延長」という場合は重用区間・未供用区間を含まない延長を言う。
一般に道路標識や地図などの案内では、1本の道路に国道の路線どうしが重複するときは番号が小さいほうの番号、あるいは、国道と県道の路線が重複するときは国道のほうが優先的に表示され、国道の大きい路線番号や県道の方は省略される。場所によっては両方の標識が串団子のように表示される。一部では「3段おにぎり」となった標識もある。
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スノーシェルター
駅や信号場・駅間に設置されている。
設置目的から下記のように分類される。
駅・信号場においてポイントを保護するもの
敷設されている線路や走行する列車を保護するもの
駅において駅舎やホームを保護するもの
1. ポイントにはトングレールやポイントマシンといった可動部分があり、この部分に雪が詰まったり凍結したりすると「不転換」という進路を構成できない事態が発生し列車を運行する事ができなくなる恐れがある。これを防止するため、ポイント設置部分をヴォールト状の雪囲いで覆ってしまうものである。
2. の類型は1. を発展させて鉄道施設全体を覆い、除雪作業を行わなくてもよいようにしたものである。積雪地帯を走行する路線において、トンネル間の短い明かり区間を覆っている例や、札幌市営地下鉄南北線の平岸駅から真駒内駅までの地上区間がこれに該当する。
また、雪崩の危険性があるような区間や、トンネルの前後や洞門(トンネルポータル)間に堅牢な屋根を施工して線路を保護する場合もある。これらは冬季のみならず、落石、土砂災害、落ち葉による障害をも防ぎ、通年に渡って機能することから「シェッド」と呼ばれ区別される。
3. は、駅構内においてホームを含めて構内全体を覆い、乗客や駅員・乗務員を風雪から守り除雪作業を行わなくてもよいようにしたものである。八戸駅など北国における新幹線ホームはこれに該当する。
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3項道路
3項道路(さんこうどうろ)とは建築基準法第42条第3項の規定により、建築基準法上の道路とみなされる道のことである。2項道路では幅員4メートル分が道路とみなされるが、3項道路は幅員2.7メートル以上4メートル未満で特定行政庁が指定した範囲が道路とみなされる。
土地の状況によりやむを得ない場合、特定行政庁が建築審査会の同意を得たうえで、道路の中心線から1.35メートル以上2メートル未満(片側が川・崖などの場合は、その境界から2.7メートル以上4メートル未満)の範囲で指定するものである。
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舗装路のはじまり
土の道は晴天時に特に不自由は無いが雨天になるとぬかるんで泥道になってしまい歩くことが困難になってしまう。それを防ぐために舗装が行われるようになった。
人の手による舗装の最古のものとしては紀元前4000年頃のものが発見されている。
古代のエジプト人は石畳の道を整備し、ギザの大ピラミッドの構築用資材の運搬に用いた。古代の中国人は紀元前1100年代頃以降、大規模な街道を整えたが、その一部は石畳として整備した。紀元後20年までには、その距離を40,000kmにまで伸ばした。
インカ人たちは伝令たちがアンデス山脈を伝っていけるようなインカの街道を張り巡らせた。マヤ人たちもヨーロッパによる新世界発見以前にメキシコで石畳の道路網を張り巡らせていた。
日本では三内丸山遺跡(縄文時代 紀元前3500年 - 2000年)に幅12メートル、長さ420メートルの舗装された道路が発見されている。
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